01 「一式」の中身を聞く
「Webサイト制作 一式 80万円」のように、内訳のない見積書は珍しくありません。一式と書くこと自体は問題ではありませんが、そのままでは、ほかの会社の見積書と比べられません。どの作業にいくらかかるのかが分かれば、「デザインを簡単にすれば下がるのか」「この機能をやめたらいくら減るのか」を話し合えるようになります。
相手に聞く質問
- 「この一式には、どの作業が、いくらずつ含まれていますか」
- 「工程ごと(設計・デザイン・実装・公開)に分けると、それぞれいくらですか」
手元に見積書があって、高いのか安いのか、何を確かめればいいのか分からない。そういう方のためのページです。 どの会社の見積書にも使える「確認すること」と「相手に聞く質問」を、7つにまとめました。
高い・安いの判断はしません。確かめ方だけを書きます
「Webサイト制作 一式 80万円」のように、内訳のない見積書は珍しくありません。一式と書くこと自体は問題ではありませんが、そのままでは、ほかの会社の見積書と比べられません。どの作業にいくらかかるのかが分かれば、「デザインを簡単にすれば下がるのか」「この機能をやめたらいくら減るのか」を話し合えるようになります。
相手に聞く質問
「30万円〜」と「50万円〜」は、金額だけでは比べられません。ページ数、デザインを一から作るのか既存の型を使うのか、スマホ対応、問い合わせフォームの有無で、同じ金額でも手に入るものが変わります。
相手に聞く質問
制作の途中で「やっぱりこうしたい」は必ず出てきます。修正が何回まで見積もりに含まれていて、超えたらいくらかかるのかを、始める前に決めておくと、あとで揉めません。
相手に聞く質問
制作費が安くても、月々の費用が高ければ、数年の総額は逆転します。月額の保守や管理費に何が含まれるのか、最低契約期間はあるのかを確かめて、1年目と3年目の総額で比べてください。リース契約や長期の分割払いになっている場合は、途中でやめるときの金額も、先に計算しておきます。
相手に聞く質問
制作会社を変えたくなったときに一番困るのが、ドメイン(○○.jp のような住所)が制作会社の名義になっていて、動かせない場合です。名義が誰か、やめるときに何を渡してもらえるのかは、契約の前に聞いておきます。
相手に聞く質問
全額前払いなのか、着手時と納品時に分けるのかで、途中で止まったときの損が変わります。途中でやめた場合に、支払ったお金がどう扱われるのかも、見積書か契約書に書いてもらいます。
相手に聞く質問
文章と写真を誰が用意するのかは、見積書に書かれていないことが多い項目です。用意する前提で安くなっているのか、制作会社が書く前提なのかで、手間も金額も変わります。打ち合わせの回数と方法、納期がいつから数えられるのかも、一緒に確かめます。
相手に聞く質問
Nソフトの見積書を例に、7つの確認がどこに書かれているかを見てみます。10ページ、お知らせ更新機能つきの場合です
お見積もり金額(税込)
550,000円
| Webサイト制作 基本一式5ページまで。オリジナルデザイン、スマホ対応、問い合わせフォーム1つ、公開作業と初期設定、操作説明、公開後1か月の修正対応 | 300,000円 |
| ページの追加6ページ目から。設計・デザイン・実装 | 150,000円 |
| お知らせ更新機能管理画面から、お知らせの追加・編集・削除ができる。一覧ページと詳細ページ | 50,000円 |
工程ごとの内訳
着手時 250,000円・納品時 250,000円(税別)/ 納期の目安 約5週間 / 前提条件つき
1・2:内訳と、含まれるもの
項目ごとに、何をどこまでやるのかと金額が書かれています。工程ごとの金額も別に出ています。
3・7:修正、素材、打ち合わせ
前提条件に、修正は2回ずつ、打ち合わせはオンラインで3回まで、文章と写真はお客様が用意、と書かれています。
4・5:公開後の費用と名義
保守の月額、サーバーとドメインの実費の目安、1年目の総額が出ます。前提条件に、ドメインはお客様の名義、やめるときはデータ一式を渡す、と書かれています。
6:支払いと途中解約
着手時に半額、納品時に半額。途中でやめた場合は完了した工程の分だけで、差額は返金と書かれています。